(この記事は最初、フェイスブック上での「知り合い」に限って公表するつもりでした。完全にわたし個人の気持ちをまとめたものだからです。ですが、長くなったこと、そして取材というものの視点を考える上できちっと公開しておきたい、と思うようになりました。ここで記者個人を責めるつもりはまったくありません。ですが、内容を追う中で探そうと思えば個人名はきっと出てくることになるでしょう。そのお一人お一人と、問題点をきちんと語りあう準備はあります。ご理解いただければ幸いです)
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昨夜遅くツイッターで「朝日新聞購読解約」を宣言し、実際にその直後に解約しました。現実には11月に購読申し込みをし、「2ヶ月間の無料優待」を終えたばかりで、今月から課金されたのですが、それを5日目にして解約。ただ、朝日のシステムはさすがに優れていて、すでに課金したのだから今月いっぱいは有料会員として全記事を読むことができます。つまり、わたしは2月から「1日3本まで」の無料会員に戻ることになりました。
これまでほぼ2ヶ月間、いろんな事情で目を通さなかった日もあったけれど、一回も「解約」ということを考えたことがありませんでしたが、昨夜はさすがに腹がたって解約を決意しました。
わたしに解約を最終的に決意させたのはこの記事です。
「市役所がツイート監視 きっかけは被災がれき」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201301050352.html (課金記事なので読めない方もおられるかもしれませんが、上述したように無料会員登録をすれば1日3本まで読めるので、まだの方はどうぞ)
これは朝日の新年特集「ビリオメディア」のうちの一本の記事です。記事は「北九州市が、ツイッター上のつぶやきを監視している。きっかけは、東日本大震災で発生した宮城県石巻市のがれきの受け入れだ」で始まっています。
わたしは生まれた場所こそ、母の故郷の岡山県ですが、生まれた時から北九州市民として育ちました。すでに年齢の半分を同地から離れて暮らしていますが、それでも年に1度は必ず母の暮らすこの街に戻ります。そんな中でこの市内外を巻き込んで大論戦に至った「がれき受け入れ」の話は到底他人事では済まされないのです。
いや北九州市に関わっていなくても、「がれき受け入れ」は日本人全体が考えるべき問題です。そこを一介の市が「一国の仲間」として引き受けた、このことは反対派だけではなく賛成派にとっても「痛い思いをわかちあう」難しい決断だったわけです。
......もっとごろごろ
posted by wanzee at 15:34
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