
流行雑誌やファッションウェブサイトは
海外から翻訳輸入された「性」の話題が8割を占める。
同時に巷では「性」を売り物にした人々が裁かれ、
見せしめのように社会にさらされている。
同性愛者研究者として知られる李銀河は、
そんな中で「性」の開放を呼びかけてきた。
「同性愛とは左利きのようなもの」
「成人の自己意志によるプライベートなものであれば、
どんな形態の性も許されるべき」
という発言は、中国社会に大きな論争を引きこすと同時に、
多くの「語らない」人々の共感を得ている。
そして……
「それでも言わなければならないことは言っていく」。
すっかりメディアに出現しなくなった李銀河はこうつぶやいた。
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