2015年10月03日

メルマガ号外《読んでみました中国本》配信:龍応台・著「父を見送る 家族、人生、台湾」

台湾の女性作家であり、元文化相の龍応台の日本語版新作「父を見送る 家族、人生、台湾」(天
野健太郎・訳/白水社)を読んで、一番印象深かったのはそこから湧き出る「共感」でした。

住む国が違えど、言葉が違えど、文化も違うのだけれども、読んで何か心から湧き上がる感情。
そんな「共感」を覚えることができるアジアの書籍がもっともっと紹介されるといいな、と切
に思います。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

「なんて可愛い人なんだ」


この本を読み進めていくうちに思った。

龍応台、1952年生まれ。決して「可愛い」などと言われる年齢ではない。

龍応台、「1985年、『中国時報』紙上に掲載された評論が戒厳令下の台湾社会で大きな反響を
呼び、出版された『野火集』は台湾出版界空前のベストセラーとなった」。ここからも決して
「可愛い」人には思えない。

龍応台、「1999〜2003年、台北市文化局初代局長。2005年7月、龍応台文化財団設立。新竹
清華大学教授、香港大学教授を歴任。2012〜2014年、台湾行政院文化部部長(文化大臣)」。
これらの経歴を読むと、ますます「可愛い」人から遠のいていく。

以上はこの本の奥付にある著者の経歴に、理解しやすいように多少わたしが手を加えたものだ。

覚えておられるだろうか、わたしが前著「中国新声代」でインタビューした龍応台を。

そして、このメルマガ「ぶんぶくちゃいな」52号で取り上げた龍応台の著書「台湾海峡一九四
」を。


前述の経歴にあるように大反響を呼んだ『中国時報』紙のコラム掲載時には、その名前と厳しく
政府を糾弾する口ぶりから多くの人たちが、「このご老人はいつか暗殺されてしまうのでは」と
気をもんだ。

実は「龍応台」は当時まだ33歳の若き女性教師だったのだ。そんな彼女を「可愛い」なんて思う
日が来るとは。

●「可愛い」人

彼女を「可愛い」と思うのはなぜか。この本を読み進めていくと分かる。

…(続きは、メルマガ《§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな》でどうぞ)

「読んでみました中国本」はメルマガスタンド「夜間飛行」経由《§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶん
ぶくちゃいな》購読者向け特別号です。毎月月末に1冊、中国や台湾、香港関連の本をご紹介して
います。


posted by wanzee at 17:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | § ぶんぶくちゃいな § | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
Copyright © WANS Factory. All rights reserved.
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。