2015年09月14日

メルマガ《§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな》第105号「郭美美、24歳の人生」配信〜

メルマガ《§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな》の第105号「郭美美、24歳の人生」配信しました。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

今週は懐かしい名前がニュースを飾った。

郭美美。

ネットで突如として注目されるようになったこの1991年生まれの女性は、一時は中国のネットを飛び越え、メディア中の話題をさらい、新聞の政治面でも盛んにその存在が論じられた。「必ずや中国の社会事件の歴史に名を残す」と言われている人物だ。

●「見せびらかし」の寵児

タレントでもないし、有名家庭の出身でもない彼女が突然注目を浴びたのは2011年、中国の国産SNS「微博 微博」(以下、ウェイボ)に郭美美が開いたアカウントの肩書が「中国紅十字会 ビジネス総経理」となっていたためだった。

中国語で「紅十字会」といえば、いわゆる「赤十字」のことだ。世界的な人道支援機関である赤十字だが、キリスト教などと同じように中国においては国際機関の直接運営ではなく、中国独自の運営機関が存在し、それが国際機関に「所属する」という形で正統性を表明している。

だが、人道支援機関である赤十字に「ビジネス」「総経理」が存在し、さらにはそれが20歳になったばかりの「小娘」であることが人びとの注目を集めた。さらにそんな肩書を持つ郭美美が、ウェイボ上に載せていたのは、これでもか時飾った自分の姿や高級有名ブランドの製品、さらにはイタリアの高級スポーツカー「マセラティ」を買ってもらったなどと見せびらかすような写真や内容ばかりだったのだ。

人びとは「火」へんに「玄」と書いて「しゅえん」と呼んだ。何かを他者にひけらかすことを中国語で「(しゅえん)耀」という。そこから、妬みと羨ましさを込めて、ネットの書き込みや言葉の端々にひけらかしを感じる時に「しゅえん」という言葉が使われるようになった。

しかし、だがウェイボアカウントの肩書は「ビジネス総経理」というものの、郭美美の書き込みをどんなにたどってもビジネスの話は一切出てこず、一方で誰と遊んだ、何を買った、何を買ってもらったといった話題、それもわずか20歳の娘が自分で稼いだとは思えない、毎日の浪費生活が続いているだけだった。

それを目にした人びとが不審を感じたのは、妬みからだけではなかった。

●政府の末端機関としての「中国紅十字会」

…(続きはメルマガ《§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな》でどうぞ)

◎《§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな》864円/月=通常号2回+臨時増刊号2回+中国本書評号1回(初月無料)

posted by wanzee at 19:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | § ぶんぶくちゃいな § | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
Copyright © WANS Factory. All rights reserved.
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。