2015年09月08日

「§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな」第104号「抗日戦争勝利70周年記念閲兵式 」配信!

メルマガ《§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな》の第104号「抗日戦争勝利70周年記念閲兵式」配信しました。

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9月3日、誰もが予想していたとおり、真っ青な空の下で行われた北京・天安門広場の
閲兵式。そのイベントは正式には、「紀念中国人民抗日戦争?世界法西斯戦争勝利70
週年大会」(中国人民による抗日戦争及び世界ファシスト戦争勝利70週年記念大会)
という名称だった。以下、「抗日戦争70週年式典」と呼ぶことにする。

日本のネットのコメントを見ていると、あの閲兵式の様子とパレード自体に嫌悪感を示
す人がほとんどだが、2009年に行われた中国建国60週年パレードを知っている身から
すると、「地味だったな」と感じた。もちろん、日本人が今回のパレードを毛嫌いする
のはそこに「抗日」という言葉が入っているからで、パレードやそこで見せられる武器
の華やかさとは直接関係ないのだろうが。

しかし、「中国共産党の執政の正統性は抗日戦争を出発点とする」とよくいわれる中国
で、まさに軍がその正統性を表現できる場において、どうしてこんなふうに地味でいら
れたのかがやはり不思議だった。「戦ったのが国民党軍で、共産党の軍隊じゃないから、
こっ恥ずかしいんでしょ」といった書き込みをネットでも見かけたが、中国にそういう
メンタリティがあるなら、共産党の勝利と書いた教科書はとっくに書き換えられている
はずだし、今回のパレードで使われる言葉も違ったはずだ。自分の視点で相手を決めつ
けるのは、自己満足でしかない。

建国60週年パレードでは、解放軍はここぞとばかりに「最新のミサイル」(真偽の程
はわたしにはわからないのだが)とか戦車とかを並べ、とにかくハデハデしく場を盛り
上げていた。今回は人数も建国60周年の8000人に比べて1万2000人と参加者も増
えているし、パレードに参加した軍部のチームは65チームと、建国60周年の56チー
ム(これは中国の民族の数と同じ)に比べて多かったはずなのだが、なにかが違った。

建国60周年ではそんな軍隊に、10万人を超えると言われた「民衆パレード」が続いた。
今回はその民衆パレードがカットされ、抗日戦争を実際に戦った老兵士(元国民党兵士)
や、海外17カ国の軍隊代表らのチームに取って代わられた。

地味だと感じたのはやはり私だけではなかった。ネットにはミリタリーオタクから不満
の声がたらたら。軍の晴れ舞台のはずが彼らを狂喜乱舞させるような最新鋭武器が並ば
なかったからだ。一部からは「女性兵士はどうした?」という声も上がった。そうだっ
た、2009年のパレードはモデルかと見まごうようなスタイルの良い美女兵士が行進し
たのも話題になった。一部では「あれは兵士ではなく、本物のモデルたちを集めたのだ」
とも言われているが、長時間の一糸乱れぬ軍隊式行進の訓練を突破したのだから、たと
えモデルであっても見上げた根性といえるだろう。

だからこそ、今回、解放軍が「戦勝」を記念する場でどうしてこんなにおとなしくなっ
てしまったのか? それこそ自身の強大さを示す絶好のチャンスのはずなのに? 


……(続きは、メルマガ《§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな》でどうぞ)


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posted by wanzee at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | § ぶんぶくちゃいな § | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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