2012年08月02日

「啓東デモは何を意味するのか」:メルマガ「ぶんぶくちゃいな」配信!

先週土曜日に江蘇省啓東市で起こった「南通王子製紙排水管建設工事」(以下、排水管工事と略)反対デモ。朝早くから始まったデモ隊が午前8時ごろには市政府ビルに到着し、参加者がビル内なだれ込むという、あまりに急な展開にまず驚いた。汚水排出による漁場汚染を心配する漁業関係者が多いからこんなに朝早かったのだろうか。

そして、市政府ビル内部に押し入って狼藉を始めたことにも驚いた。中国ではここ数年、中央、地方に関わらず政府に不満をぶつける抗議活動がたびたび起こっているが、政府に群衆がなだれ込んだという話は聞いたことがない。押しつ押されつして建物のドアのガラスが割れた、という程度が関の山だった。だが一方で公安車両や政府車両がひっくり返されるのはよくある話。啓東でも政府ビルへの突入とほぼ同時に、外では政府車両がひっくり返されたり、ガラスを割られた。

午前10時にはすでに大勢はそうなっており、もし土曜の朝あからと遅起きしてネットを開いた人がそれを目にしたら何が何だかわからなかったはずだ。そして10時半過ぎには現地のテレビに「政府が排水管工事中止を決定した」というテロップが流れ始める。政府の公式微博(中国国産マイクロブログ)アカウントがそれを伝えたのは、11時近くだった。

だが、ビルに突入した時点で、明らかにデモ参加者の目的は排水管工事への反対を離れて、政府に対する不満発散に変わっていた。もともと政府ビルに向けて出発したデモだから、市外にある工場からの排水管敷設工事を受け入れた市政府に対する不満が引き金だったのは間違いない。だが、そこから狼藉騒ぎになろうとは、少なくともネットでデモの様子を見守っていた人たちも想像していなかったことは流れてくるコメントでよくわかった。

(…続きはメルマガ「ぶんぶくちゃいな」でどうぞ)





posted by wanzee at 12:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | § ぶんぶくちゃいな § | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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