2012年02月08日

「双非」:メルマガ「ぶんぶくちゃいな」配信

わたしは香港の居住権を持っている。1987年夏に香港に留学した後ワーキングビザを取って働いた頃に取ったものだ。香港では合法的なビザで連続7年間「主に香港を居住地」としていることを認められれば、国籍を問わず香港の居住権を取ることができる。わたしの場合、最初の2年間の学生ビザはこの条件に含まれず、香港で働くようになってから7年後にその対象となった。
 
だが、1996年末にこの居住権を申請したところ、出入国を担当する入境処に「しばらく待ってくれ」と言われた。係官によると、翌年の97年7月にイギリスから中国への主権返還を控え、「外国籍者の居住権について明確な規定がなく、今後どのように取り扱うべきなのか分からないため」という。それじゃ、自己規制の前倒しじゃないかとも思ったが、あの時点では本当に誰にも想像できなかった主権返還後の混乱を防ぐため、行政の自律的判断としていた仕方がないことだということも理解できた。
 
実際には主権返還後の9月に再申請したら、何事もなかったように居住権は下りた。この居住権があれば、マクドナルドで働こうがその日暮らしをしようが、誰かのオフィスで事務員をしようが、法に触れない。わたしが取得したのは当時の規定により「永久居住権」ではなく、その取得のための前段階の「1年以内の再入境」が前提の居住権だった。これはつまり、「香港を1年以上離れたままでいると自動的に居住権を消失する」というもの。その後この「1年以内の再入境」が条件の居住権は廃止され、現在は居住権とはイコール「永久居住権」を指すようになっている。
 
実はこの「永久居住権」を巡って、香港は今、深刻な状況に直面している。

(…続きはメルマガ「ぶんぶくちゃいな」でどうぞ)




posted by wanzee at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | § ぶんぶくちゃいな § | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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