2011年07月19日

タクシー事情に見る中国都市意識:ぶんぶくちゃいな

いやーエライ目にあった。

北京はここのところすでに10年前に比べて物質もずっと豊かになり、日本人にとっても日本の食品や物品を売る店が増えて生活はとても便利になった。同時に世界的なチェーン店も進出、街の中心部はもう確実にちょっとした国際都市だ。特に驚いたのは、近年ではわざわざ北京で職を求める若い日本人も増えている。彼らに言わせると、「同じお給料をもらっても、北京の方が東京よりずっとレベルの高い生活できるから!」が理由だ。

確かに北京の物価が東京に比べるとずっと安い。外食も日本の半額くらいだし、西洋人が好んでいくような西洋料理店も多く、ぴょんとタクシーに飛び乗って30元(約500円)も出せばだいたい市内のどこにでも行ける。留学したり、言葉を学んだ経験のある人たちにとっては、羽目を外せる中庭みたいな気分なのだろう。

だが、わたしは逆に北京はだんだん住みにくい街になってきたと感じている。あちこちにショッピングアーケードが出現して歩いていける(以前は1時間くらいかかったりもした)し、消費生活という面では本当に楽になった。しかし、代わりにそれを楽しむための何かが欠け始めた、そんな気がするのである。のんびり、ゆったりしていた大陸のおおらかさが消え、逆に大雑把なためにいらいらさせられる「粗さ」が目立つようになってきた。

…(続きは本日配信のメルマガ「§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな」臨時号でどうぞ)




posted by wanzee at 14:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | § ぶんぶくちゃいな § | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひたすら経済を発展しているうちに、いつの間にか自分に属するユニークな性質と性格をだんだんに見失ってきている。それにしても、わが国が今歩いてるのは日本や韓国が通ってきた道ではないかと考えてる
Posted by 孟 馳也 at 2011年07月22日 19:29
うーむ、「日本や韓国が通ってきた道ではないか」というのは、確かに一部でそうだといえるけど、中国で今起こっているすべてがそうだとは言えないと思いますよ。今の中国の社会体制や人間関係の壊れ方は、ちょっと日本や韓国ではなかったはずですね。
Posted by ふるまいよしこ at 2011年07月22日 20:38
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