2011年07月24日

王佩「ぼくはあのD3115列車には乗っていなかったけど…」

昨日の夜起こった中国杭州から温州行きの列車追突事故が、わたしのツイッター上で中国語でも日本語でも今朝から話題になっています。これは先日鳴り物入りで開通した北京と上海を結ぶ高速鉄道とは違う「高速鉄道」なのですが(この分かりにくさも中国らしい)、過去に「日本側が技術盗用と言ったが、それはただの嫉妬だと鉄道部が言った」という中国人の声あり、「あれは日本側がライセンス契約を結んで提供したもので、またごちゃごちゃ言われるんじゃないの?」という日本人の声あり、で、情報と憶測が錯綜している。今は具体的なものはなにも出てこないので、確たる情報を読むにとどめておいた方がいいような気がします。

そこに、いつも冷静な時事論評で定評のある杭州在住のコラムニスト王佩さん(ツイッター:http://twitter.com/wangpei)のブログエントリが出てきました。静かですが、怒りが伝わってきます。しかし、ここで暮らす人たちの無力感も代弁している。とても力のあるエントリなので、王さんにご許可をいただいて以下翻訳しました。中国の現状下で暮らす知識人の気持ちをシェアしていただければ、と思います。


......もっとごろごろ

2011年07月19日

タクシー事情に見る中国都市意識:ぶんぶくちゃいな

いやーエライ目にあった。

北京はここのところすでに10年前に比べて物質もずっと豊かになり、日本人にとっても日本の食品や物品を売る店が増えて生活はとても便利になった。同時に世界的なチェーン店も進出、街の中心部はもう確実にちょっとした国際都市だ。特に驚いたのは、近年ではわざわざ北京で職を求める若い日本人も増えている。彼らに言わせると、「同じお給料をもらっても、北京の方が東京よりずっとレベルの高い生活できるから!」が理由だ。

確かに北京の物価が東京に比べるとずっと安い。外食も日本の半額くらいだし、西洋人が好んでいくような西洋料理店も多く、ぴょんとタクシーに飛び乗って30元(約500円)も出せばだいたい市内のどこにでも行ける。留学したり、言葉を学んだ経験のある人たちにとっては、羽目を外せる中庭みたいな気分なのだろう。

だが、わたしは逆に北京はだんだん住みにくい街になってきたと感じている。あちこちにショッピングアーケードが出現して歩いていける(以前は1時間くらいかかったりもした)し、消費生活という面では本当に楽になった。しかし、代わりにそれを楽しむための何かが欠け始めた、そんな気がするのである。のんびり、ゆったりしていた大陸のおおらかさが消え、逆に大雑把なためにいらいらさせられる「粗さ」が目立つようになってきた。

…(続きは本日配信のメルマガ「§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな」臨時号でどうぞ)


posted by wanzee at 14:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | § ぶんぶくちゃいな § | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月16日

メルマガ「ぶんぶくちゃいな」始めます。

上記、「お知らせ」欄にも書きましたが、8月からメルマガ「§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな」をまぐまぐで始めます。配信予定日は第一、第三火曜日と、JMMと同じくだいたい2週間に一度の配信ですが、JMMと違うのは第五火曜日は(暫時)お休みいただくという、月2回の配信で始めます。臨時号を出すことも視野にいれつつ、燃料切れしない程度にまずは歩を進めようと思っています。お申込み・詳細はこちらへ。

料金体系は月額840円(税込)ですが、まぐまぐの取り決めで、講読申込当月は無料。つまり、つまんないや、と思えば、その月のうちに解約すれば料金もかからない、ということです(詳細はまぐまぐの取り決めに従いますので、ご熟読を)。

一応、8月2日が正式な配信開始日となりますが、すでにアップされているサンプル版のほかに、7月の第3火曜日に当たる来週にも一本書く予定にしていますので、今月申し込まれた方はお得かも?!


......もっとごろごろ
posted by wanzee at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事、混線中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

そんなに「加藤嘉一くん」は悪者か?…から始まったカオス的大討論

…です。

昨日のエントリから始まった、いろんな方のいろんなコメントをここにまとめてあります。

Togetter:そんなに「加藤嘉一くん」は悪者か?…から始まったカオス的大討論

とはいえ、最後の方はそれぞれの、誰かの感想に対する連鎖反応になってるので、わたしのエントリとは無関係ですが、「加藤嘉一くんをめぐるネタ」として面白かったのでまとめてみました。今後様子を見て、面白い意見があればさらに更新して行く可能性もあります(未定。自分の時間と精力を見て決めます)。

それにしても、加藤くんには、中国国内のさまざまな批判や非難や中傷や、もちろん賛同もあるのでしょうが、これに加えてこのTogetterの何倍もの日本人の声が集まってくるのかな、と思ったら、やっぱり「目立つ一日本人」になるのは大変なんだなぁ…と同情に堪えません。それにめげずにやってるんだから、やっぱり凄いと思います。今後、中国人社会で「生身の一日本人」として発言するつもりの人は心した方がいいかもしれませんねーー。


posted by wanzee at 10:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北京の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

そんなに「加藤嘉一くん」は悪者か?

加藤嘉一くん、という、日本の高校を卒業してすぐに北京大学に留学、その後わずか8年で中国でコラムニスト、コメンテーターとして有名になった若者がいます。彼のバックグラウンドについては、詳しくはここに出ています。

簡単にご紹介すると、中国では3〜4年前から香港フェニックステレビをはじめとして多くのメディアに文字通り「露出」し、現在は香港のヤングエグゼクティブがよく読む「フィナンシャル・タイムス中国語版」にも寄稿しており、都会派中国人の間で「超」がつくくらい抜群の知名度を誇る日本人です。ここ数年、中国人の間の知名度で彼と並ぶ日本人は、「小泉純一郎」と「蒼井そら」くらいだと思います。後は、ほぼ知られていません。

その彼をめぐって先週の「Newsweek Japan」誌に、「歌舞伎町案内人」李小牧さんが書いたコラム「中国で一番有名な日本人、加藤嘉一君への手紙」が掲載され、ちょっと話題になっていました。それが今週になってウェブサイトにも掲載されていたので、ツイッターで紹介したところ、一挙に彼についてネガティブなリプライが続きました。

李さんが実際に彼の言動を批判する形で書いているので、それも致し方のないことかもしれません。でも、わたしが引っかかったのが、「それみたことか」的な、加藤くんに以前から興味を抱いていたらしい、あるいは中国在住の日本人フォロワからのリプライでした。


......もっとごろごろ
posted by wanzee at 18:54 | Comment(12) | TrackBack(0) | ニッポンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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