2011年01月29日

「レアアースを尖閣と絡める視点が妥当かどうか」:Kinbricks Nowブログへのお返事

先日のブログエントリ「ブログ「Kinbricks Now」レアアース関連エントリへの反論」に、Kinbricks Nowさんから同ブログでお返事がありました。やっとゆっくり資料を読んできちんと消化して、これにお答えする時間ができたので書きます。お待たせしたKinbricks Nowさんほか皆さん、すみませんでした。

まず、お互いの文章がだんだん長くなってきたので読むのは大変でしょうが、流れをつかむなら、以下の順で確認できます。もし全部を追うのが面倒ならこのエントリはスキップしてください。ただ、わたしを含め関係者はきちんと時間をかけて資料と情報を消化して説明をしています。中途半端に一つ二つだけ読んだだけの、テキトーなコメントやメッセージはお断りします。

1) Kinbrick Now:「尖閣事件で明らかになったレアアースの戦略的価値=中国は外交の切り札としての位置づけを強化」→ http://kinbricksnow.com/archives/51669474.html

2) 上記エントリを読んだわたしの感想と、ブログ筆者の明天更美好さん(ツイッターID :@zhongwenfanyi、以下、「明天更美好さん」で統一)とのツイッター上でのやりとり→ http://togetter.com/li/92793 

*) なお、Kinbricks Nowさんもその後この対話をまとめておられますが、明天更美好さんがわたしとのやり取り直後にご自身のツイートを削除なさったため、そのまとめが一方的にわたしが明天更美好さんに言い募っているかのように見えます。誤解を与えたくないので、Kinbricks Nowさん(=@chinanews21)にも「削除の事実」についても触れていただけるようコメントをつけましたが、今のところその動きがなく、わたしが自分の資料用にもともとは非公開にしてまとめた上記サイトをここで公開します。

3) Kinbricks Nowさんからわたしへのコメント→ http://bit.ly/fNpZQU

4) 当ブログ:「「Kinbricks Now」レアアース関連エントリへの反論」→ http://goo.gl/EEyq9

5) Kinbricks Now:「中国レアアース規制、何が問題なのか?」→http://goo.gl/5n6Cu


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2011年01月28日

香港混迷

今月2日、香港の老民主活動家、司徒華氏がガンのため亡くなった。数年前にすでにガンであることを本人が公表していたので、近いうちにこの日が来ることを誰もが知っていたが、それでも「司徒華の死」というのは突然やってきた、そんな感じがする。

司徒華氏は英国植民地下の香港で1985年に立法評議会議員に教育界から選出されて以来、1997年の主権返還を挟んで約20年間、香港の立法評議会〜立法局の議員を務めてきた。1985年には中国政府より、主権返還後の憲法ともいえる「香港基本法」の起草委員にも任命され、同法に民主制度を書き込もうとしたが、1989年に起草委員を罷免されている。

その理由は同年、北京で起こった天安門事件。中国政府の武力鎮圧で蹴散らされたこの事件が起こる直前、まだ学生たちが広場に座り込んでいた頃、司徒華氏は香港で「全港市民支援愛国民主運動連合会」(支聯会)を設立し、事件後厳しく中国政府の責任を問い続けたからだ。そして学生たちの座り込みが当局による武力鎮圧という結果で終わった後、中国中に散り散りになった学生リーダーたちの逮捕の情報がこれ見よがしに当局に流されるのを、外の人たちは黙ってみているしかなかった。



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posted by wanzee at 16:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース記事から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月25日

【お知らせ】本日夜9時、NHKの「ニュースウォッチ9」に…

…中国人ジャーナリスト安替が登場します。

安替によると、今晩の「ニュースウォッチ9」は「中国の論客」をテーマに、安替をはじめ、上海などの「論客」にキャスター自ら中国に乗り込んでインタビューした内容が放送されるそうです。日本時間今晩9時です。

あと、明日26日発売の雑誌「Newsweek Japan」に安替の日本滞在の思い出についてのエッセイが掲載されます。日本での講演やインタビューはどうしても堅苦しいイメージの安替になってしまいがちでしたが、こちらのエッセイでは「ほぉ、彼の目には日本はこんなふうにも映っていたんだな」と思うようなエピソードが紹介されています。わたしもたびたび、真面目なイメージの陰でなんどもずっこけさせられた、彼の日本滞在でしたが、普通の彼の表情がそこに書かれています。

以上、お知らせでした〜。

ブログ「Kinbricks Now」レアアース関連エントリへの反論

今朝、ツイッター上でブログ「Kinbricks Now」から流れてきた「尖閣事件で明らかになったレアアースの戦略的価値=中国は外交の切り札としての位置づけを強化――翻訳者のつぶやき」というエントリを読み、そのあまりにも大雑把な視点に驚き、また日ごろから、日本において、尖閣と中国のレアアース問題を簡単にくくりつけた視点には疑問があったいたので、エントリへの反論を試みました。

このブログエントリ自体は、同ブログの所有者Kinbricks Nowさんが、別のブログ「翻訳者のつぶやき」から許可をもらって転載したもので、内容の責任は実際には「翻訳者のつぶやき」の筆者である「明天会更美好」さんにありますが、転載なさったKinbricks Nowさんもその内容に納得したうえで転載したと判断し、ツイッター上でKinbricks Nowさんに向けてつぶやいてみました。以下、その際のやりとり(つか、主にわたしの一方的な主張のみになってしますが)+Kinbricks Nowさんからのお返事を記録しておきます。なお、Kinbricks NowさんのツイッターIDは@kinbricksnow です。

(注:途中、元ブログの筆者である「明天会更美好」さん(ツイッターID:@zhongwenfanyi )ともやりとりしましたが、読む方の混乱を避けるためにここでは取り上げません。)



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2011年01月15日

メディアは媒体なのか、ご意見どころなのか

2011年になりましたが、実はまだお仕事の上では2010年の持ち越しばかりをおっかけてます。2010年にやったお仕事の整理とか、2010年に掲載されるはずだったけどダメ押しがついて書き直している原稿とか…ま、ある意味自分の尻拭いですね。この尻拭いという作業、生産的ではありませんが、年の初めからそれ漬けになると、2010年の失敗に直面して2011年に自分が何を改めていくべきかが見えてくる気がして、それはそれなりに前向きになれます(たぶん)。

実は今頃やっと、昨年末北京を不在にした間に溜まっていた、郵送されてきた雑誌に目を通しています。香港から、中国から、そして日本から。ネットやツイッターを見ていると、おろそかにしてしまいがちですが、やっぱりこういった出版物はじっくり読めるので、何かを考えるには大事です。もちろん、ネットで読めるようになっているものも多いのでこういったものをiPadかKindleで読めばいいんでしょうが、PCで読むのはどうしても「情報」になりがちなので心しなければ。

今朝読んだ雑誌の一つ、朝日新聞社の「朝日Journalism」の最新号で「世論調査」が特集されていました。そういえば、確かに最近、なんでもかんでも世論調査、調査がこう言っている! 世論がこう言っている!という言い方がまかり通っているような気がします。その一方で自分の気持ちにしっくりいかない調査内容を振り回されて、「なんだかな〜」と思うことってありませんかね? わたしはあります。

そのどこがちがうのか。この特集のなかで「各紙の世論調査専門家が『世論調査への批判』に答える」という座談会を、「お外の人間」として読んだんですが…


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posted by wanzee at 13:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース記事から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月13日

2011年、再発進。まずはお知らせ。

明けましておめでとうございます。

ブログ初めでございます。昨年は後半、ツイッターにかかりっきりになったこともあり、ブログの更新がどっと減ってしまいました。すみません。そうなるとそれが習慣になってしまい、ダメですね。反省してます。

昨年末に2カ月間、中国のフリージャーナリスト安替の通訳として東京に滞在しましたが、そこで見聞きした出来事がいろいろ頭の中を駆け巡っています。安替の滞在は、日本で中国を見つめる人たちに刺激を与えた、という意味では成功だったと思いますし、安替を始め、中国のネットオピニオンリーダーたちへの注目は彼の中国帰国後も続いているようなので、今後が楽しみです。

さて、簡単ですが、安替が多くの場所で口にしてきた「アメリカ駐中国大使館の公共外交」の一環としての、アメリカ大使及び大使館関係者と中国人著名ブロガーたちの意見交換が北京時間の明日14日12:30-13:30に開かれ、インターネット上で中国語、英語で中継される予定です。これについてのハンツマン米駐中国大使の呼び掛けはこちら→ハンツマン大使のブログ「胡錦涛主席訪米を前に、アメリカ大使館と中国ブロガーとの座談会」(中英両国語)

そこにも書かれていますが、大使館の準備したチャットサイト(質問もできます)で中継を見ることができます。もしお仕事などの関係でタイムリーにチャットを追えない方は、ツイッターアカウントを持っていなくても安替アメリカ駐広州領事館新聞処アメリカ大使館スポークスマン、そして同大使館ウェブ政策担当者らのアカウントを参照していただければ、中継メモを読めるはずです。

本日は、以上お知らせまで!



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