2010年04月26日

春なのに…

今年の北京は本当にへんてこで、週末もやっと暖かくなったかと思ったら、本日はまた肌寒い。「いつになったら暖かくなるの!」と空に叫んでみても、空は答えてくれない(つか、これは北京だけじゃなくて世界共通だと思いますけど)。もう4月も末だというのに、日中気温は12~13℃、これはさすがの北京でも異常です。

ところで、先週は雨も降ったりと信じられない寒さでしたが、草場地というアーティスト村で写真フェスティバルが開幕し、それに合わせてフランスと日本からも写真家や作品や、そして美術館やキュレーターのみなさんがたくさん、この北京郊外のドがつく田舎村にお集まりになりました。

なんつっても、市内からそこに行くには自家用車、あるいはタクシーしかなく、展覧会をはしごして夕方になってさて街に帰ろうというと、その辺にはタクシーはいっぱい停まっているんだけど、運転手がいない。なんでかというと、その辺はタクシーのおうち、もとい運転手さんたちが住むあたりで、仕事が終わった運転手さんたちがすでに車に鍵かけて家でいっぱいやっていい気分になっている、そんな場所でした。

たま~に客を載せて村に入ってくる正規のタクシー運転手は、今度は芸術村の入り口で客を待ち構えている、やはり地元の白タク運ちゃんに、「行け!」とだみ声で言われて、すごすごと空車のまま走り去る…とはいえ、白タク運ちゃんも、芸術村とは持ちつ持たれつですから、むやみやたらな金額を吹っかけてくることはないけれど、でも白タク運ちゃんに声をかけられて、周囲で手を振る客を無視して走り去る正規タクシーの後ろ姿…てのは、なかなかおもしろかったです。

わたし? わたしたちは大通りまで砂煙をあげる道を歩いてタクシー捕まえましたけど。


......もっとごろごろ
posted by wanzee at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北京の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月16日

青海地震2日目のツイート

いろいろあったのでそういえばすっかりブログに書くのを忘れていたのだけれど、この間の日曜日の夜、日本のアダルトビデオ女優の蒼井そらさんがツイッターに登場したとかで、中国人ツイーターたちが大騒ぎしていたそうな。わたしは月曜日に、いつもはクールなオピニオンリーダーがえらく感情の起伏が激しいのに気づいて尋ねたら、ツイッター上の男という男が大興奮だったのだとツイーターの一人から教えてもらった。

中国にももちろん日本のAVはたくさん入っている。その点は、わたしの『中国新声代』の連岳の項を読んでいただくか、あるいはJMMでも書いたことがあるのでそれをご覧いただきたいと思う。

とにかく、それまで数千人だった蒼井さんのフォロワー数がそこで一挙に一万数千人になったというのだから、中国ファンの喜びはいかほどだったか。アイドルの言葉を直接読める、そしてリアルタイムで話しかけられる(相手が必ずしも読んでいるかどうかは分からないが)というツイッターの効果が一挙に爆発した。それだけじゃない、なんと蒼井さんも翻訳ソフトを使って、日本語を中国語に変換してつぶやき、これまた中国人ファンたちを狂喜乱舞させた。

その熱気がいまだに続いていて、青海地震の合間に「蒼井そら」ネタは絶えず顔を出す。そんな中国人ツイーターたちの熱い様子を見ていた日本人から、「へ、どうせ、海賊版で金も払わずに見ているくせに…」みたいなやっかみも出ていたのだが…

@virushuo: @aoi_sola 蒼井さん、PayPalのアカウントを作ってください。ぼくらは海賊版で蒼井さんを見てますがお金を払いたくないのではなく、正規版が手に入らないから。なのであなたにきちんとお支払いしたい
 at 04/15 22:54

などというツイートが中国人ツイーターから飛び出し、唖然…続いて、連岳がまた、

【中国のツイート】「未来の人たちがツイッターを通じて中国の歴史を研究することになったら、中国語が分からない蒼井そらさんや紅音ほたるさんがある日、中国語における言論自由の旗手になったことを知って驚くだろうな」
at 04/15 23:05

とか流すし…このくそまじめな二人のツイートがなんだかおかしくておかしくて、夜中なのに爆笑し続けてしまった。ご近所のみなさん、ごめんなさい。

ところで、上記「蒼井さん、PayPal…」というツイートを流したのは、「グーグル、百度と谷歌のこと」の作者である霍炬さんです、ぶはは。


......もっとごろごろ

2010年04月15日

激震!青海省玉樹地震

14日早朝に青海省玉樹で起こった地震はかなりの僻地だったために四川地震に比べてなかなか情報が伝わらず、人々は情報を求めて困惑した様子。中国人ツイーターたちも早くから目にした情報を手繰り寄せては流していたけれど、四川地震の時には成都や重慶といった震源地に近い大都市からの発信があったので、半日もすればかなりの情報がリレーで伝わってきたけれど、今回はまだまだのよう。それだけに現地の状況が気がかりです。

以下は地震発生1日目にわたしが中国語のツイートから拾って翻訳したもの。


......もっとごろごろ

2010年04月14日

「人民日報」と「人民網」

最近ですね、『中国新声代』出版のおかげでちょろちょろとこれまでにない世界に首を突っ込んでいるところ。昨夜もこれがご縁で知り合った、北京在住日本人が作っている「茶旅読書会」にお邪魔してきた。

この会の主旨は非常にストレート。「中国に住む人が日本で出版した中国関連の本について、著者を招いて語りましょう」というもので、実は5月20日に予定されている次回はわたしの『中国新声代』を取り上げてもらうお話になっている。

んで、昨夜のゲストは、北海道新聞社北京支局長の佐藤千歳さんの『インターネットと中国共産党』。佐藤さんが北海道新聞社と中国共産党機関紙「人民日報」を出している人民日報社との記者交換プロジェクトで、同紙傘下のウェブサイト「人民網」編集部で過ごした1年間がまとめられている。


......もっとごろごろ
posted by wanzee at 19:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース記事から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月12日

中国:「麻薬預かっただけ」で死刑 運び屋は日本の困窮者(毎日新聞4月9日付け)

ツイッター上で流れたこのニュースタイトルを見て、驚いた。ウソかと思った。これでなにを言いたかったのか? 何かきちんとした説明がどこからか流れてくることを期待した。でも、今に至るも同紙のサイトには堂々と出ているので、同社内ではこのようなタイトルで記事をぶち上げたことに疑問を呈する声はなかったということか。

念のために書いておくが、わたしは毎日新聞には恨みなどない。恨みがないどころか、実はわたしが育った家では「新聞」といえば「毎日新聞」を指すほど母が毎日ファンだ。かつて某新聞にわたしが連載を持った時、それを読むがために母は毎日新聞の購読をその新聞に切り替えたのだが、それは決してわたしがそうしてくれ、と頼んだわけではなかったのに、「お前のせいで毎日新聞が読めなくなった」と恨み事まで言われた(ひどい親だ)。

そしてわたし自身もかつて香港で編集者を始めた時、何人かの毎日新聞の駐在記者さんにお世話になった。何の因果(?)かと思ったものだ。そしてその方たちはその後北京にある中国総局長やワシントン総局長などを務められ、それぞれ硬軟ともに素晴らしい記事を書いて来られた。尊敬するチャイナウォッチャーたちである。

わたし自身は現在、紙新聞は購読していないので「お客さん」ではないが、それでも日本語・中国語・英語でニュースチェックをするグーグル・リーダーには「毎日・朝日・日経」が入っている。ツイッター上でフォローしている日本語ニュース配信は、共同とその加盟各社による「共同24」と「毎日新聞」だけだ。その他をフォローしないのはツイッターであまりニュースをフォローしすぎると肝心のツイートが読めなくなってしまい、ツイッターなのかリーダーなのか分からなくなってしまうから。こういうもののフォローはできるだけ抑えている。その抑えた数少ない中に毎日新聞が入っているのだ。

そこにこの記事が流れて来たわけだ。
......もっとごろごろ
posted by wanzee at 11:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース記事から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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